ワーキングマザー徒然

子育てと仕事にドタバタのワーキングマザーの日々、両立のための工夫や外資系の事情など。

育休復帰時に言われた言葉

こんばんは、7歳娘と1歳息子を育てるフルタイムワーキングマザー、minaです。

復職してもうすぐ3ヶ月、なんとか生きています。。。2人目の育休復帰は、キャリアも歳も重ねている分、1人目のときとはまた違った大変さがありますが、そのあたりはまたおいおい書いていきます。今日は、今でも折に触れて思い出す、1人目の育休復帰時のこと。

私にとっての「マネージャーとしてのロールモデル」となっている人の話。

外資系である私の勤務先では人の入れ替わりが激しく、ご多分に漏れず1人目の育休中に、本部長、部長、課長が総取っ替えになりました…。そんな中、不安一杯で育休から復帰し、新しく直属の上司となった課長がみんなのいる場で言った言葉は、今でも忘れません。

minaさんは、仕事が終わって家に帰ってから、2つ目の仕事(育児)が始まるんだから。それは大変なことだよ。それを分かってあげないといけない。」って言われたんです。

なんか、後光がさしてみえましたね。

前提として、外資系の当社、子供がいるからと言って差別されない代わりに配慮もされません。成果主義ってやつです。当時は今よりもさらにそういう風潮が強く、また、本部内で育休復帰した人は1人?2人?という状況でまだまだレアケースでした。

なんとか、子供がいない人と同等に渡り合っていかなければならないと、ガチガチに緊張しまくっていた私にとって、課長の言葉は、どんな制度よりも、価値のあるものでした。分かってくれている!!この人は。という気持ち。

結局は、信頼関係ってこういうことの積み重ねなんだろうなと。

そう考えると、今の私は、チームメンバーに、「この人は分かってくれている」と思ってもらえるような言葉がけができているのだろうか?と自問自答。正直、自信はないかな。。

本当は向いてないと思うんです。だけど、今ここにいるからには、がんばらなくちゃと思っています。あの時の課長のように、一人一人の心に寄り添って動機付けをすることは得意ではないかもしれない。でも、一人一人の強みを見出して一番発揮できそうな仕事を割り当てることは得意だから、それを活かしたチームづくりをしていきたいなと思っています。