ワーキングマザー徒然

子育てと仕事にドタバタのワーキングマザーの日々、両立のための工夫や外資系の事情など。

同僚ワーママが退職するそうです

5歳の娘を育てながらフルタイム勤務のワーキングマザー、minaです。

 

先週、上司から相談を受けました。なんでも、同じチームの同僚の1人が退職したいと言い出しているそうです。その人は7月に別の部署から異動してきた人で、3歳のお子さんが1人いるワーキングマザーです。退職理由が育児との両立が難しいからとのことで、同じワーキングマザーとして働く環境について意見を求められました。

私は直接的な業務の関わりがないので仕事ぶりを詳しくは知らないのですが、はたから見る限りは淡々と卒なくこなしていってると思ってたので、少し驚きました。

私は

・個人的にはとても働きやすく育児との両立もしやすいチームだと思う。

・でもワーキングマザーとひとくちに言っても家庭でのサポート環境や子供の状況なども全然違うので、その人にとっては両立が難しいと思ってしまう環境にあるのかもしれない。

・ワーキングマザーとしての両立の問題なのか、仕事そのものの向き不向きなのか、話を聞いた限りではごっちゃになっているような気がする。

・両立の問題であれば、周りのサポートによって解決できるかもしれないが、仕事の向き不向きの問題だとすると、続けていくのは難しいのかもしれない。

・でもそれ以前にまだ異動して4ヶ月しか経ってないのだから、気負わずに徐々に慣れていけばいいのではないか。

という趣旨の回答を上司にしました。

もう少し本人と話してみる、引き留めるのは難しいと思うけど、ということでその場は終わりになりました。本来、組織関連の話を部下にするのはご法度ではあるのですが、マネージャー職の私もこの組織をマネジメントする一員として扱ってくれているが故、ということと理解しています。

 

ワーキングマザーの仕事と育児の両立問題って本当にケースバイケース。誰一人同じ状況の人はいないし、同じ組織でも人によっては両立しやすいと感じたり、両立できないと感じたり。例えば、私は「スマホでいつでもメールチェックできること」は両立をしやすくする要素と感じています。私の脳内では「スマホでいつでもメールチェックできる」→「スマホで確認すればいいから気兼ねなく早く帰れる」と変換されています。一方で「スマホでいつでもメールチェックできる」→「スマホでいつでもメールチェックしなければならない」→「24時間仕事しなくちゃいけない」と変換してしまって、両立を妨げるものであると感じる人もいるかもしれません。

 

ワーキングマザーとして心折れずに続けるコツの一つは、他人との比較をしないことかなぁと思っています。

同じ会社で同じ雇用形態で働いていたとしても、

例えば勤務時間問題。2時間の時短勤務をするのか、1時間の時短勤務をするのか、フルタイムにするのか。

例えば子供の急な病気への対応。母親である自分が全部休んで対応するのか、夫婦だけで乗り切るのか、病児保育に預けるのか、100%対応保証している民間のシッターサービスまで使うのか。

例えば出張対応。出張は全く行かないのか、日帰りなら行くのか、国内一泊出張なら行くのか、海外出張なら行くのか、年に何回・何日までなら行くのか。

考えだしたらきりがないくらい「どの程度家庭にウエイトを置いて、どの程度仕事にウエイトを置くのか」のバランスについて選択を迫られます。そこで「あの人はワーキングマザーだけど子供が熱を出しても病児保育に預けてまで仕事に来てるのに私はいつも休んでいる・・・こんなんじゃダメなのではないか」とか考えだしてしまうと、負のスパイラルに入ってしまいます。逆の見方をすれば「あの人はいつも子供が体調不良の時はきちんと自分で面倒を見ているのに私は病児保育に預けてまで仕事を優先している・・・こんなんじゃダメなのではないか」という負のスパイラルも。

人は人、自分は自分。自分にとってのベストを尽くす、ということを心がけています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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