ワーキングマザー徒然

子育てと仕事にドタバタのワーキングマザーの日々、両立のための工夫や外資系の事情など。

【続】外資系企業で生き抜くために必要なスキル

 5歳の娘を育てながらフルタイム勤務のワーキングマザー、minaです。

前回の記事「外資系企業で生き抜くために必要なスキル」の続きです。
 

●生き抜くスキル④キャラを立てること。

「スキル①アサーティブコミュニーケーション」と並んで最重要スキルだと思われるのがこちらです。何か一つ「〇〇さんならコレ」と自他共に認める強みを持つことが自分の身を守ることにつながります。

なんでも平均的にできるよりは、欠点も沢山あるけどコレだけは誰にも負けない、という強みが一つある人の方が、結果的には続いています。ビジネススキルや専門知識ももちろんですし、そうではなくても極端な話、「毎日飲み会に行っているぐらい酒好き」とか「カラオケが超絶うまい」とか「コスプレのクオリティが高い」とか、プライベートなことでもよいのです。なるべく他の人が持っていないネタが良いです。

キャラを立てることが重要な理由は、大前提として、各個人の強みをそれぞれが発揮し結果としてチーム全体の成果を大きなものにする、というチームマネジメントの発想があるからです。何かの縁で同じ組織で働くことになった人について、せっかくなら、活躍して欲しいし、そういう環境を与えたいとマネジメントは思っています。キャラが立っている人は周囲から声がかかりやすいので、活躍するチャンスを見つけやすくなります。

また、最終的に評価をするのも結局は人間だからという点も理由の一つです。近い将来、AIが自動的に業績評価をする時代が来るかもしれませんが、2019年現在の日本における外資系企業では、やはり人間が人間を評価しています。各企業でプロセスは様々だろうとは思いますが、最終的に誰を上とし、誰を下とするか、の判断にはある程度上位マネジメントが関わります。

その時にキャラが立っていて、マネジメントに顔と名前を覚えられていると、クビ切り候補の中からだれか一人を選ばなければならない、という時に微妙な差となってくると思います。マネジメントだって血も涙もある人間ですからやはり知っている人は切りにくいという側面があると思います。

私の場合、過去に窮地に追い込まれたときに最終的に身を守ってくれたのは「ワーキングマザー(管理職)であること」だったのかなと思います。当時、ワーキングマザーかつ管理職の人はそう多くはなかったので「ワーキングマザーといえばminaさん」というポジションを得ることができました。ちょうど世の中が「Diversity」「女性活躍推進」と騒がれてきた頃でもあるので、タイミングよく会社としても都合の良い人材になったのだと思います。

こういう広告塔のような扱われ方をすることについて、嫌がる人も多いように思います。私なんか特別仕事ができる訳じゃないし…とか、男性とか女性とかそういう切り口自体どうなのよ?とか色々思うところはあると思います。私も当初は居心地が悪く感じましたが、今では割り切って思う存分このキャラを使ってやろうじゃないか、と思っています。面白いキャラでもないし、他にこれといった特徴も無いですし、何よりクビにはなりたくないですからね…。

 

●生き抜くスキル⑤フォア・ザ・チーム(For the team)の精神と行動。

外資系企業というと個人主義というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。成果主義ですから、各個人でひたすら自分の成績を上げることに集中する・・・というような。そのような仕事もあるかもしれませんが、かなり限られたケースだと思います。個人の成績を上げるように努力することは勿論必要ですが、多くの組織ではそれだけではなく、チームのために自分がどのような貢献ができるのかを考え、実際に行動していく、ということが求められています。

例えば、担当業務以外に、組織横断プロジェクトの取りまとめ役をやったり、自分の組織とは関係の無い採用面接の担当者になったり(複数の目線で採用活動を行うために直接業務では関わらない人も面接者に含めるという制度になっている会社も多いです。)、特定のテーマに関しての研修を開催する、などです。

業務時間の10%~20%程度はそういった組織へ貢献する活動にあてるイメージです。その場合には、なるべく自分の業務に関連性のあることや、生き抜くスキル④キャラを立てる、で記載した自分の強みを活かせるようなことをやると、チームからもありがたがられて、かつ、自分のキャリアにもつながるので一石二鳥です。実際問題、忙しいので余分な業務はやりたくない!という気持ちは誰でもあるのですが、担当業務外の仕事をすることでスキルが身につくこともありますし、強みを周囲に認知してもらうきっかけにもなります。

また、プロジェクト、研修といった役割としてかっちり決まったものではなくとも、日々の仕事の中で、チームへの貢献を意識して他のメンバーの役に立てることは無いかを考え、行動することも一つの方法です。みんなが共通して行う業務の非効率な部分があれば、その改善案を作ったりとか。

自分の仕事「だけ」をやり続けている人は、たとえその仕事で良い成績を出していても、徐々に居場所がなくなる傾向があります。チームへの貢献意識が、外資系においても意外と重要です。

 

●生き抜くスキル⑥成長しなければ現状維持すらできないことを悟り常に成長を続けること。それでやっと現状維持ができると思うこと。
前回の記事で評価制度の特徴の1つに、下位 X X%の人を改善対象(≒リストラ候補)とし特定のプロセスが設けられていると書きました。この制度がある背景には、継続して組織のパフォーマンスを向上させていく、という思想があります。常にその時の組織における一定割合のローパフォーマーを特定し、パフォーマンスを向上させるように教育し、どうしても向上できないならパフォーマンスを出せると思われる人に入れ替えていく(怖い…)ということをやり続けることで組織のパフォーマンスの平均点が上がるという発想です。

仕事をする上で現状維持が良いと思うこと自体は別になんの問題もないです。私も欲張って大変な思いするよりも現状維持がいいです。。。

ただ、上述のように周りのレベルが徐々に上がっていくので、去年や2年前の自分比で全く成長しない場合、結果的に現状維持すらできないことになります。

 物価上昇で昔は100円で買えたものが今では110円になってる、みたいなことです。現状維持したいと思ったら100円→200円みたいな成長をする必要は無いけど100円→110円くらいには成長しておく必要がある、というイメージです(説明が雑すぎ…)。

 

●生き抜くスキル⑦(良い意味で)周りを気にしないこと。

無駄な気回しは不要です。同僚も私も、プライベートな用事でも堂々と休んでいます。上司が残業していてもサクッと定時で帰ります。

外資系企業には個人のプライベートを尊重するという考え方、もっと言えば「美学」があります。どのような働き方をするかはその人次第であって、それに他人が口を出したりするのは格好悪いという風潮です。働き方ではなく、あくまで成果で評価するべきという思想が強いです。

また、私が外資系企業で働きやすいと思う理由の一つは「同調圧力が低いこと」です。みんなと一緒でなければならない、という発想はありません。性格が変わっていても、強みを活かしてチームに貢献していれば、あの人はああいう人だよね、とむしろ面白がって受け入れてくれる傾向にあります。外国人もいて、宗教も様々だったりすると、必然的にそういう企業文化になっていくのかなと思います。

あまり周りを気にせず、適度に休んだり、自由にやりたいことをやったりしながら、うまくストレスを発散してまた明日から元気に働き、一年を通してコンディションを保ち安定したパフォーマンスを出し続けることが重要です。

 

●生き抜くスキル⑧英語?

外資系企業だと、英語力って実際どのくらい求められるの?という点は気になるところだと思います。これについては、会社やポジションによります。ネイティブレベルにペラペラでないと務まらない仕事もあれば、ほとんど英語を使わない仕事もあります。そのあたりは採用時点でチェックするので、どちらかと言うと生き抜くスキルというよりは、外資系企業に潜り込むスキル(言い方…!)と言えるかもしれません。ちなみに私は外資系企業勤務の割にはかなり英語ができない方になります。。。今の仕事は日常的に英語を使う必要のない仕事のため、特に支障はありませんが、できないよりはできた方が「拾ってくれる」可能性が広がります。今の部署でダメでも、他で活躍できるチャンスが生まれる、ということです。また、上級管理職に昇進しようとする場合は、間違いなく必要なスキルになります。

私の今の会社でも、どんどん英語が必須の業務が増えているので(今の部署でダメ出しされたときに備えて・・・)英語、頑張らないと、と思っています。

 

以上、独断と偏見による外資系企業を生き抜くスキルでした。改めてまとめてみます。

①アサーティブコミュニケーションを身につける(超重要)

②最初の3ヶ月、早く出社して死ぬ気で頑張る

③逆に最初の3ヶ月、あまり遅くまで残業しすぎない

④キャラを立てること(超重要)

⑤フォア・ザ・チーム(For the team)の精神と行動

⑥成長しなければ現状維持すらできないことを悟り常に成長を続けること

⑦(良い意味で)周りを気にしないこと

⑧英語

 

いかがでしたでしょうか?今回は、外資系企業で生き抜いていくとしたら、という視点から書きましたが、そもそも、生き抜きたいかどうかは、また別問題です。やはり人によって合う、合わないがありますので、合わないと思ったら早めに撤退する勇気も必要かもしれません・・!

 

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外資系企業で生き抜くために必要なスキル

5歳の娘を育てながらフルタイム勤務のワーキングマザー、minaです。今年も細々とブログを続けていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

私は米系の外資系企業に勤務して8年経ちます。最近はあまり外資系企業に関しての記事を書いていなかったので久しぶりに書いてみようと思います。

 

外資系企業と聞くと、クビ切りやリストラが日常茶飯事。が思い浮かぶ人も多いのでは無いでしょうか。日常茶飯事は言い過ぎかもしれませんが、見方によっては、そういう側面もあります。新卒から8年は日系企業に勤めていましたが、やはり雇用の安定度で言えば日系企業の方が勝りますね。

 

クビ切りやリストラには大きく分けると2つのタイプがあります。

パターン1:業績不振や事業ポートフォリオの見直しによるリストラ(日本撤退を含む)

日本での事業基盤があまり大きくない、歴史の浅い外資系企業だと、事業自体が日本撤退となり、全員リストラ、ということもあり得ます。私の友人は外資系の保険会社に勤務していましたが、このパターンで転職することになりました。日系企業も倒産すれば同じことですが、外資系の場合は本社は存続している中で、多少儲かっていたとしても事業ポートフォリオの見直しという位置づけで撤退することもあるので日系企業よりもリスクはあります。全員ではなくとも、一部の人材だけクビ切りするということも多いです。給料の高い人、上司と合わない人、パフォーマンスを出せていない人が対象になりやすいです。

パターン2:パフォーマンスが低いという理由でのクビ

パターン1よりも精神的ダメージがでかいのがこのタイプのリストラ・クビ切りです。人事制度として「パフォーマンスの低い下位〇%の人材についてパフォーマンス改善をする(さもなくば辞めていただく)」という制度を持っている外資系企業は結構あります。ポイントは、①相対評価であること、②業績に関係なく制度として行われていること、です。本人がいくら頑張っていようが、会社がいくら儲かっていようが、必ず相対評価で下位〇%を特定する必要があります。例えば10%だとすると、100人のチームであれば、10人は改善対象にリストアップされてしまいます。自分がその対象になったらと思うと、ぞっとします。それが頑張る動機付けの一つになっていることは間違いないでしょう。私も過去にこんな状態になったこともありました・・・思い出すだけでも胃が痛くなります↓

仕事と育児の両立に自信がなくなってきました - ワーキングマザー徒然

 

では、そんな外資系企業で私なりに思う生き抜くスキルをまとめてみました。

 

ちなみに、ゴールドマンサックスに代表される外資投資銀行や、マッキンゼーに代表される外資コンサルティング会社は、外資系の中でも、またさらに特殊な世界なので、今回の記事は該当しません!ある程度規模のある外資系の事業会社(何らかのビジネスをやっている)をイメージしていただければと思います。

 

●生き抜くスキル①アサーティブコミュニケーションを身につける

アサーティブとはいろんな解説記事があるので詳細はそちらにお任せしますが、私なりの解釈としては「感じよく、正当な自己主張をすることで、お互いにとってより良い状況や関係を構築できるようにすること」。たぶんこれが一番重要かなと思いましたので最初に書きます。

また、女性はこれが苦手な人が多いように思います。自己主張=図々しい、悪いこと、と思いがちな人もいるかもしれません。だからと言って、ひたすら我慢しても、どんどモヤモヤは溜まってしまいます。モヤモヤを溜め込むだけ溜め込んで、ある日突然爆発する、といった極端な行動は最もやってはいけないことです。あの人は感情的で不安定だ、と思われたら終わりです。

【参考】

「仕事ができる」人の調整術、アサーティブ・コミュニケーションとは?| サイバーユニバーシティ株式会社

 

●生き抜くスキル②最初の3ヶ月、早く出社して死ぬ気で頑張る

これは外資系というよりは転職した人には共通して言えることかもしれませんが、入社して最初の数ヶ月が一つ目の勝負どころです。そこである程度、こいつは信頼して大丈夫そうだ、という周囲からの評価、印象を得られれば、その後は割と自由気ままにやることができます。

 

●生き抜くスキル③逆に最初の3ヶ月、あまり遅くまで残業しすぎない。終わらない業務は朝早く来てこなすか、家でこっそりこなす

バランスが難しいとこなのですが、信頼を得るためには、全力で仕事に向かっていることを理解してもらう必要がある一方で、あまりにもキャパオーバーな感じが出てしまうと、それはそれであまりよろしくないのです。不思議なことに、同じ勤務時間だとしても、早く出社して早く帰る人は仕事できる奴のイメージ、遅く出社して遅く帰る人は仕事が回ってないイメージになりやすいです( あくまで入社後数ヶ月の話)。新しい仕事を覚える期間は、どうしても一時的に生産性が落ちるので業務時間は長くなりがちです。慣れればいずれこなせるようになることを信じて水面下で必死に漕ぐアヒルみたいな努力をした方が良いです。なぜなら、大抵の人は新人には最初から本来やって欲しいことのマックスではなく、多少なりとも気を遣って徐々に業務をふるからです。理由は純粋な気遣いと、この人はどのぐらい任せられるのか様子見する意味もあります。

外資系はjob descriptionという、一つ一つの採用枠(position)に対して、期待する役割や求められる成果が結構明確に決まっています。

まだ本来業務の50%しかふっていないのに、キャパオーバーでもう無理です!というオーラが出てしまうと、それ以上その人に業務をふることが難しくなります。それは、そのpositionで本来提供すべき役割が果たせない可能性があることを示唆してしまいます。上司や同僚も大丈夫?と優しく声をかけます。が、本音は「(この程度でいっぱいいっぱいになってもらっちゃ困るんだけど、まだまだやって欲しいことは沢山あるのに)大丈夫?」です。

慣れない仕事を覚えるのに時間がかかることは当然ですので、そこは問題ありません。採用する側もその期間は織り込み済みです。職場によって、仕事を覚えてひとり立ちするまでの期間として、期待する期間というものがあります。問題は、期待する期間に対して大きく遅れをとってしまう場合です。1ヶ月後、3ヶ月後にはここまでできるようになって欲しい、という上司からの期待値を早い段階で明確にしておいた方がいいでしょう。そしてそれに必死でついていくのです。そうすれば、その先に明るい未来が待っています。

 

私が入社当時の上司に言われた言葉で8年経った今でも覚えているのが「常に余力がある状態をキープしておかないといけない。余力が無い人には新しいこと、魅力的な仕事にアサインされるチャンスを与えられない。つまり、成長機会を失い、大変だけどつまらない仕事ばかりをやる羽目になる」ということ。

そんなことをやってると仕事が増える一方じゃないのか?という疑問を持たれる方もいるかもしれません。そんな時は、スキル①アサーティブコミュニケーションを使って「私は今、会社にとっても自分のキャリアにとっても重要な〇〇の業務を担当することになり、その成功が非常に重要だと思っている。一方で、△△の業務はもう2年担当しており、△△から得られることは全て身に着けたと思っている。これからはもっと新しい人に成長機会として△△を担当してもらうことが全員にとって有益である」といった内容のコミュニケーションをすることによって、△△は別の人にやってもらう(かそもそも業務自体をやめる)という方向にもっていけます(が全体が人手不足だとなかなかそうはいかないですが・・)。「△△をやりたくない」ではなく、あくまで目的は「〇〇の業務で成果を出したいと考えている」という点を中心に主張をすることが重要です。

もちろん、いつもこんな理想的に進むわけではないのですが・・・。

 

長くなってきたので続きます。

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2018年振り返り

5歳の娘を育てながらフルタイム勤務のワーキングマザー、minaです。


2018年の終わりに、この一年を振り返ってみます。日々を過ごしていくうちにあの時起きたこと、考えていたこと、感じていたことを意外と忘れてしまうから。


今年も相変わらず慌ただしく過ぎていきましたが、いつもと少し違ったのは、義務的なことに振り回されてではなく、自分でやりたいと思ったことを前向きにいろいろやることができた、その結果慌ただしかった、ということ。


仕事について。

今の仕事を始めて8年になりますが、私にとっては今年は集大成のような年でした。いつも、一つ課題がクリアされると次の課題が出てきて、もっと、もっと、というのが続いていましたが、ようやくやりきった、と言ってもよいかなという心境になりました。いや、勿論終わりは無いのですが、今の領域で私が貢献できることは、全て出し尽くしたなという感覚を持つことができました。私が必要だと思うことに集中できるように体制を整えてくれたり、優秀な部下が現場をしっかり回してくれたり、といった環境があったからこそ、集大成としてやりたいことに集中できた一年でした。とてもありがたいです。一方で、今後成長し続けるには新しい領域にチャレンジする時が来たと思っています。今後のキャリアについてはまた改めて考えたいと思います。


子育てについて。

娘が5歳になり、かなり自立してきたなと感じることが増えました。お世話という意味では、楽になってきました。また、個性や性格、志向もはっきりしてきて、それを活かしてあげたいという気持ちも強くなった年でした。娘は友達と遊ぶことが何よりも好き。友達との関わりを持てるよう、私なりに頑張りました。1歳の頃から通っていた保育園でしたが、4歳児クラスになって初めて、娘と仲の良いお友達のママと連絡先を交換させてもらい、お誘いし、一緒に遊ぶということを何度かしました。人見知りの一匹狼的な私にとってはかなりハードルの高い活動でしたが、娘の心底楽しそうな顔を見る機会を作ることができて、頑張って良かったです。

これは、娘のおかげで殻を破ることができた面もあります。娘は人懐っこく、誰にでも優しく、面倒見が良いのです(親の贔屓目が多分に入っていること、ご容赦ください…)。家庭ではワガママ放題なのですが。保育園では嬉しいことにお友達から娘と遊びたい!と言われることが多かったため、娘をきっかけにママさんに声をかけやすかったです。

基本的にとっつきにくくて誘われないタイプの私とは大違いで、夫もどちらかと言うとそっち系なので、どこから遺伝したのか?人間て面白いなあと思います。(ちなみに私は街で絶対に道を聞かれないです…。)


家庭について。

今年は我が家にとって2度目の住宅購入と初めての住宅売却、引っ越しというビッグイベントがありました。時間的には、多分これに一番割いたと思います。共働き世帯が家庭を運営しやすくするための工夫をできる範囲で考えて反映させたり、1軒目の反省を活かしたり、それでも失敗したことも沢山ありましたが、引っ越したいと思って実際に引っ越せたのは幸せなことですし、家自体も前回の住宅購入と比べるとはるかに満足度が高いです。その分、頑張って働かないと…!という気持ちをあらたにしました。またどこかでまとめて記事にしていきたいと思います。


来年はまた波乱の一年になりそうですが、ひとまず、今年を無事に終えられることに感謝です。


皆様よいお年を!


三連休にかかった食費(イベント2回有り)

5歳の娘を育てながらフルタイム勤務のワーキングマザー、minaです。

今週末は3連休。連休開始前に冷蔵庫はほとんど空っぽ、初日の午前中に買い出しに行って、我が家にしては珍しく一度も外食をしなかったので、全て家で食べた場合の食費をメモしておこうと思います。

普段、家計簿は全くつけておらずどんぶり勘定もいいとこ。今回の食費把握方法も卒倒するくらい大雑把です。

 

金額は…

20,000円。

 

内訳は…

スーパーでの食料品買い出し14,000円。

デリバリーのピザとサイドメニューに6,000円。(外食無しって書いておいてデリバリーかよ!というツッコミは無しで…)

 

はい、雑すぎますね。

 

この費用で賄ったメニューは…

1日目昼食。

大根と豚肉の煮物

かぼちゃサラダ

味噌汁

 

1日目夕食。

鴨と牡蠣の鍋、〆に煮込みラーメン

ビール2本、ワインをボトルの半分程度。

 

2日目朝食。

食パン、ヨーグルト、キウイ

 

2日目昼食。

友人家族を招いてクリスマスパーティー。大人4人、子供1人、乳児1人。

デリバリー→ピザとサイドメニュー。

自宅で用意したもの→野菜サラダ、ナスとベーコンのトマトソースパスタ(ナスとベーコン炒めてトマトソース缶を混ぜるだけ)、フランスパン、オリーブ、クラッカー、おにぎり(娘用に…)、イチゴ、ビール4本、ワイン3本、お茶やコーヒー。

友人家族が持ってきてくれたもの→おつまみ用チーズ、ケーキ。

 

2日目夕食。お昼に沢山食べたのであまりお腹がすかず、超手抜き。1日目昼食の残りもの、ご飯を各自好きな食べ方で。娘はおにぎり、夫は卵かけご飯、私はお茶漬け。

(飲み物は家にあったウイスキーや焼酎などを飲んだので今回の食費には含まず。)

 

3日目朝食。

食パン、ヨーグルト、キウイ。

 

3日目昼食。

炒飯、味噌汁、プチトマト。

 

3日目夕食。これから作りますが、クリスマスメニューの予定。

前菜→生ハム、チーズ、マッシュルームのアヒージョ、ブロッコリーのツリーとベビーリーフのサラダ、アボカドのワカモーレ

スープ→クラムチャウダー(キャンベルの缶詰を牛乳でとくだけ)

メイン→ローストチキンレッグ

デザート→クリスマスケーキ(夫が娘と一緒にケーキ作りに初挑戦。成功するか?!)

飲み物→大人用にスパークリングワイン、子供用にメロンジュース

明らかに量が多い…残ったら次の日の夕食になる予定…。

 

4日目、連休明けの朝食(予定)。

食パン、ヨーグルト。朝食はだいたいこんな感じで手抜きアンド質素。

 

4日目の夕食(仮)。

クリスマスメニューの残り物プラス冷蔵庫の残り物で適当に済ませる予定。

 

こんな感じです。お米や調味料は家にあるものを使ったりしてるので、厳密には2万円以外にかかっている費用もありますが。

デリバリーやクリスマスメニューなどイベントが2回含まれている割には、まぁまぁリーズナブルにおさえられた方かな、と思ってます。やはり外食するよりは家で食べた方が圧倒的に安く上がりますね。

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子供の欲求を受け入れてみた話

5歳の娘を育てながらフルタイム勤務のワーキングマザー、minaです。


昨日は少し体調が悪い中、午前中は以前から予定していた娘の習い事候補の体験レッスンと予防接種に付きそい、運の悪いことに夫は珍しく休日仕事(自宅勤務ですが)で頼れず、という、へたれ母にとっては中々のハードな出だし。お昼ご飯を食べた後にはかなりグッタリ。

もう一歩も外に出たくない気分だったのですが、最近補助輪を外して自転車に乗る練習がブームの娘からは自転車コールが。いつもなら夫の出番!なのですが、昨日はそうも行かず。「寒いからおうちの中で一緒に遊ばない?」とか「おやつ食べるまで待ってくれる?」とか色々言ってみるものの、がんとして譲らない娘。そう言えば保育園からの帰り道でもお休みの日に自転車練習する!って言ってたなぁということも思い出し。

重い腰をあげて自転車練習に付き合うことにしました。そうしたところ、本当に楽しそうで、でもやっぱり寒くて私は辛くなってきて、15分くらい経ったところで、「寒くなってきたからおやつにしよう?」というと「わかった!」とすんなり終わり、絶対ぐずるだろうなぁと思っていたところ、あっさりと終わりました。

普段の娘の行動パターンから、一度やり出したら数時間コース、を想定して、この寒い中体調もイマイチだしやりたくないよ〜と思って渋っていたのですが、拍子抜けしました。


北風と太陽的な?まずは相手の気持ちを受けいれてみることで、意外とスムーズに事が運ぶ事があるのかもしれない。やっぱりすんなりいかないかもしれないけど、まずは受け入れてから次の対策を講じれば良いのではないか。例えば今回の自転車練習で言えば、少し付き合ってから、帰らないとただをこねられたとしたら最悪その時に強制的に終了するという方法もありますし、最初から受け入れないよりはその方が意味があるかなと。


そして、おやつを食べた後は母はベッドでお休みさせてもらったのでした。。。夕ご飯は夫にお任せ。体力無いなぁ。


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職業婦人だった祖母の突然の告白に衝撃を受ける

5歳の娘を育てながらフルタイム勤務のワーキングマザー、minaです。


先日、娘の習い事の初めての発表会があり、わざわざ地元から私の両親と祖母が駆けつけてくれました。


この祖母。御歳89歳。驚異的に健康で、自立した生活は勿論のこと今回の上京も「ちょっと寄りたいところがあるから、別々で行くわね」とひとりで新幹線に乗って、在来線に乗りかえて、タクシーに乗って、会場まで来ちゃうような、精神的にも完全に自立した女性であります。


そんな祖母は、あの時代には珍しかったであろう職業婦人、現在でいうところのワーキングマザーでした。女学校を出て教師になり、3人の子供を妊娠、出産後も仕事を辞めることなく、50歳過ぎて退職後、セカンドキャリアとして長く保険代理店をやっていました。いつ引退したのかわからないですが、少なくとも私が大学入学のため実家を離れる時までは働いてました。

小さい頃はその特殊さをあまり分かっていませんでしたが、制度も全く整っていなかった時代によくやってこれたな、と大人になってからは、ばーちゃんすごい!!と思うようになりました。祖母は(祖母の)両親と同居していましたので、そのサポートがあったからこそだとは思います。

祖母は家庭と仕事の両立について、あまり多くを話さなかったですが、(祖母の)母親が職場まで赤ちゃんを連れてきて授乳してたとか、そんな話は聞いたことがあります。当時は育休なんてありませんでしたからね。

特に大変だったとかそんなニュアンスもなく、淡々と話してました。戦争経験者ですから「大変」の基準も違うかもしれませんね。私なんかちょっと大変になるだけで大変大変大騒ぎしてしまいます。。。


無事に発表会も終わり、みんなで夜ご飯を食べていた時のこと。お酒も少しなら嗜む祖母がビールを一缶飲んで、リラックスしたのでしょうか。おもむろに語り出した思い出話に衝撃を受けました。


話した内容は「ワーキングマザーとしての子育てについての懺悔」。

祖母には私の母親を含めて3人の子供がいます。第二子、私にとっての叔母は、実は思春期の頃に患った精神的な病気がずっと影響していて、今も実家で療養しています。

祖母は、

叔母を精神的な病気にさせてしまったのは、最初の兆候を見逃してしまったからだ、学校から連絡があった時に病院に連れて行ってあげればこんなことにはならなかったかもしれない。あの頃は日々の生活が忙しすぎて余裕がなかったし、じいさん(私の祖父、つまり祖母の夫)にも、そんなもん病院なんか行かんでいい!と言われて…。あれからおかしくなってしまった。無理矢理でもあの時病院に連れて行けば良かった。

と滔々と話してくれました。

私も私の夫も、え、なにこれ、深刻な告白じゃない??ドギマギしてしまいました。私の母は内心どうか分からないですが、特に動揺するわけでもなく、淡々と聞いてました。父はいい感じに酔って娘と寝てました…笑。


祖母もワーキングマザー、母も管理職として定年退職まで勤め上げたワーキングマザーという、筋金入りの共働き家系の私。そのため、子育てしながら働くことについては一ミリの疑問も罪悪感もなくこれまでやってきました。時代の流れや柔軟な職場環境のおかげで、祖母や母の頃よりも格段に両立しやすくなっていることがありがたいと思っています。

だけど、「子供の兆候」を見逃さない自信はあるか?と聞かれると、少し迷いが出てきてしまいます。忙しそうなお母さんには相談できないかもしれない。私は子供の頃から、親に何か相談するという発想自体が無かったので、親が忙しそうにしていても特に支障を感じたことは無かったのですが、この性格が先天的なものなのか後天的なものなのか…?もしかしていつも家にいるお母さんだったら相談してたのか…?考えても分かりません。


とは言え、私にとっては働かないというのは想像がつかないし、フルタイム勤務の今の仕事は、幸いほとんど残業も無く休みも取りやすくチームメンバーにも恵まれていて、しばらくは続けたいと思っていて。自己判断では子供の兆候を見逃すほど余裕が無い状態ではないと思っていて。

子供との時間を増やすために在宅ワーカーやフリーランスに転じる、といった決断はできないなあというのが本音。


多分、私は子育ては人よりも不得意だと思います。。。子供と過ごす時間は平日の朝と6時以降と土日祝、年に3回ほどある一週間〜二週間くらいの長期休暇、で今のところ充分満たされているなと感じてしまうタイプ。産後半年くらいは育児ノイローゼ気味でしたし(喋らない、表情もあまり変わらない、なのにずっと泣いてる「赤ちゃん」というものに対して、かわいさよりも戸惑いのが多かったな…。半年過ぎて、自分も少し慣れたのと表情が豊かになってからは、かわいい!!と思うようになり、お喋りできるようになったからは加速度的にかわいさが増しました)。


もちろん、この先、娘になにかあって必要になった時は、いつでも仕事を辞める覚悟はあります。

その必要な時を見逃さないためには。

自分ができる範囲で子供をよく見ること、周囲からの助言には心を開いて素直な気持ちで聞くこと、本当に心を亡くしてしまうほどの仕事はしない、ということ。を意識していきたいと思います。

他のワーキングマザー、特にどちらかと言うと仕事に重きをおいてしまいがちな方々が、どんなことを意識しているのか、聞いてみたいな〜。なかなか気を遣ってしまって話せないんですけどね。子育てへのスタンスが違ったりするかもしれないとか余計なこと考えちゃうとね。


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同僚ワーママが退職するそうです

5歳の娘を育てながらフルタイム勤務のワーキングマザー、minaです。

 

先週、上司から相談を受けました。なんでも、同じチームの同僚の1人が退職したいと言い出しているそうです。その人は7月に別の部署から異動してきた人で、3歳のお子さんが1人いるワーキングマザーです。退職理由が育児との両立が難しいからとのことで、同じワーキングマザーとして働く環境について意見を求められました。

私は直接的な業務の関わりがないので仕事ぶりを詳しくは知らないのですが、はたから見る限りは淡々と卒なくこなしていってると思ってたので、少し驚きました。

私は

・個人的にはとても働きやすく育児との両立もしやすいチームだと思う。

・でもワーキングマザーとひとくちに言っても家庭でのサポート環境や子供の状況なども全然違うので、その人にとっては両立が難しいと思ってしまう環境にあるのかもしれない。

・ワーキングマザーとしての両立の問題なのか、仕事そのものの向き不向きなのか、話を聞いた限りではごっちゃになっているような気がする。

・両立の問題であれば、周りのサポートによって解決できるかもしれないが、仕事の向き不向きの問題だとすると、続けていくのは難しいのかもしれない。

・でもそれ以前にまだ異動して4ヶ月しか経ってないのだから、気負わずに徐々に慣れていけばいいのではないか。

という趣旨の回答を上司にしました。

もう少し本人と話してみる、引き留めるのは難しいと思うけど、ということでその場は終わりになりました。本来、組織関連の話を部下にするのはご法度ではあるのですが、マネージャー職の私もこの組織をマネジメントする一員として扱ってくれているが故、ということと理解しています。

 

ワーキングマザーの仕事と育児の両立問題って本当にケースバイケース。誰一人同じ状況の人はいないし、同じ組織でも人によっては両立しやすいと感じたり、両立できないと感じたり。例えば、私は「スマホでいつでもメールチェックできること」は両立をしやすくする要素と感じています。私の脳内では「スマホでいつでもメールチェックできる」→「スマホで確認すればいいから気兼ねなく早く帰れる」と変換されています。一方で「スマホでいつでもメールチェックできる」→「スマホでいつでもメールチェックしなければならない」→「24時間仕事しなくちゃいけない」と変換してしまって、両立を妨げるものであると感じる人もいるかもしれません。

 

ワーキングマザーとして心折れずに続けるコツの一つは、他人との比較をしないことかなぁと思っています。

同じ会社で同じ雇用形態で働いていたとしても、

例えば勤務時間問題。2時間の時短勤務をするのか、1時間の時短勤務をするのか、フルタイムにするのか。

例えば子供の急な病気への対応。母親である自分が全部休んで対応するのか、夫婦だけで乗り切るのか、病児保育に預けるのか、100%対応保証している民間のシッターサービスまで使うのか。

例えば出張対応。出張は全く行かないのか、日帰りなら行くのか、国内一泊出張なら行くのか、海外出張なら行くのか、年に何回・何日までなら行くのか。

考えだしたらきりがないくらい「どの程度家庭にウエイトを置いて、どの程度仕事にウエイトを置くのか」のバランスについて選択を迫られます。そこで「あの人はワーキングマザーだけど子供が熱を出しても病児保育に預けてまで仕事に来てるのに私はいつも休んでいる・・・こんなんじゃダメなのではないか」とか考えだしてしまうと、負のスパイラルに入ってしまいます。逆の見方をすれば「あの人はいつも子供が体調不良の時はきちんと自分で面倒を見ているのに私は病児保育に預けてまで仕事を優先している・・・こんなんじゃダメなのではないか」という負のスパイラルも。

人は人、自分は自分。自分にとってのベストを尽くす、ということを心がけています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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